内山昂輝の食レポのこと

『内山昂輝の1クール!』（うちやまこうきのワンクール！）は2015年1月12日から超!A&G+で配信されているラジオ番組である^[1]。文化放送では2016年12月9日から2018年7月1日まで放送されていた^[2]。番組名は度々改変をしており、『内山昂輝の1クール!（Season1、Season2、Season3）』『内山昂輝のワンクール!』は、2015年1月12日から2016年3月28日まで超!A&G+にて配信（文化放送では2016年1月2日から3月26日まで『内山昂輝のワンクール!』を放送）、その後『内山昂輝の1Room』の番組名で文化放送にて2016年4月1日から12月2日まで放送、2016年12月9日から番組名を『内山昂輝の1クール!』に戻した。

私の習慣の中で最も長く続いていることは、声優・内山昂輝氏のラジオを聴くことであろう。センター試験の１週間前ぐらいの初回放送を「受験生なのにこんなことしてていいのか」と思いながら聞いたことをよく覚えている。

当該ラジオは４年の歳月の中で様々なコーナーが誕生・終了してきたが、その中でも私が一番好きなのは、氏の食レポである。

リスナーに味を伝える気はさらさらなく、「食レポ」としてみれば成立していないことも多いが、氏の素直な表現や、プロデューサーとの軽妙なやりとりが、なんとも言えず癖になる。当番組のwikipediaにはコーナー別の一覧が載っていなかったので、個人的な覚え書きとして、以下食レポ回をまとめていく。なお、最新回から遡って記録していったため、Season3#3以前は遡れていないが、記憶の限りでは食レポ回は無かったように思われる。今後発見した場合、また最新回以降で食レポが行われた場合は、随時更新していく予定である。

ちなみに、現在のお気に入り・オススメ回は、いちご、トースト、ハンバーガー回である。

#n	コーナー名	食べたもの	備考
Season3#3	新コーナー提案	ポテそば、塩チョコバウム
Season3#5	リスナーのスイッチ	わさび
Season3#8	リスナーのスイッチ	かき氷
Season3#10	リスナーのスイッチ	豆乳
#41	クールドッグプレス	おにぎり
#43	クールドッグプレス	コールドプレスジュース
#45	クールドッグプレス	ピザ、カップケーキ、タピオカ（初上陸まとめ）	内山「これはテンション上がるよ女子、と内山」
#55	クールドッグプレス	サンドイッチ
#57	クールドッグプレス	ハイブリッドスイーツ	P「味的にはどうですか」内山「薄め」
#59	クールドッグプレス	モクテル
#63	クールドッグプレス	いちご
#67	初上陸キッチン	タイガーナッツ
#70	初上陸キッチン	シュークリーム
#80	初上陸キッチン	スコーン
#91	初上陸キッチン	カップケーキ、チョコレート
#101	東京土産キッチン	クッキー、パン、スティックワッフル、かりんとう、塩キャラメルロール
#108	お取り寄せキッチン	肉まん
#111	内山春のパン祭り	トースト
#115	初上陸キッチン	チョコレート
#119	初上陸キッチン	ハンバーガー
#131	トレンドハッシュタグ	アイス
#149	トレンドハッシュタグ	ドーナツ
#166	トレンドハッシュタグ	即席パーフェクトヌードル
#175	トレンドハッシュタグ	リラクゼーションドリンク
#184	トレンドハッシュタグ	ロシア料理

=LOVEのこと（出会い〜現在）

=LOVE［イコールラブ］

指原莉乃のプロデュースによる2017年に誕生した日本の12人組の女性アイドルグループ（声優ユニット）である。略称は「イコラブ」。

グループ名には、「アイドルはファンに愛されなければならない」、「アイドルという仕事を愛さなければならない」という意味が込められている。

【出会い】

•三四郎相田が指原とリリーさんとannに出るとのこと。なんだそれwwと聞いてみたら、なんと流れる曲が全てイコラブ最新シングル！！（手遅れcaut、樹愛羅、部活中）

•ラジオ内では触れられなかったものの、振り返って見ると指原さんやり手過ぎる…まんまとハマってしまった。友達にも指原の思惑通りやんwwと言われる。

•そこで手遅れラスサビの声に撃ち抜かれ、YouTubeで三曲のMVを見る。部活中に～が頭から離れなくなる。

•指Pはお金なくて全曲MV作れなかったと言っていたが、リップシーンのみのカップリング動画はメンバーそれぞれの顔がよく見えてGJだと思った。

•この時点では誰が可愛いとかあんまりわからない。

•MVからオススメ動画でドキュメンタリーを全部見る。しょこがんばれ。この辺でダンスレッスン舞香の気の強さと造形美に惹かれる。

•他にも色々見て、全員のキャラが掴めたところでもう一回手遅れMV見る。アレ、自分これめっちゃ好きやん…（ちなみにアイドルMVで一番好きなのはSKE48片想いFinally）

•オフィシャルサイトでMVでメンバーが着てるのと同じパーカーが売ってることに気づく。しかも安い。その時は逃してしまったものの何回か再販し、受注の時に注文完了。

•このやり方上手いな～。メンバーと同じもの着れるの嬉しいし、しかも安い。スカートも黒いプリーツ買ってきてネイビー？のラインつけるぐらいなら出来そう。でんぱのセーラー売るやり方と似てるかな。あっちは高いけど。

【メンバーの印象】

•瞳

AKBグループのセンター顔。素人出身にも関わらず愛され耐性がすごそう。ハキハキとしててお喋りなのが良い。リーダー杏奈と支え合いつつ、健やかにセンターロードを駆け抜けていってほしい。

•舞香

ドキュメンタリーでは気の強いオタクっぽい綺麗な子って感じだったけど、見れば見るほど本人自体が面白いギャップ美人なんだなと実感する。静止画（特に真顔）が恐ろしいほど美しい。現時点での推し。手遅れMVで取り合いされてる黒髪ロング。黒セーラー似合いすぎ。

•なーたん

指原肝いりのツイン指定14歳。イコラブのご新規ホイホイその１。小悪魔的な見た目に反して案外低い声というギャップが好き。#イコラブ写真の打率の高さよ。瞳の隣で前に出されることが多いから、どんどん喋ってイコラブを宣伝してくれ。

•きあらちゃん

イコラブ最年少13歳。なんとJ=Jの圧倒的エース宮本佳林ちゃんさんに激似。可愛らしいアニメ声で、要所要所で曲のアクセントになる。お姉さん達に愛されて健やかに育ってほしい。

•杏奈

アクターズ広島出身の信じられリーダー。はきはきしたキャラはイコラブでは貴重。どうかセンター瞳を支えてやってくれ。バッキバキのダンスが武器のスキルメン。

•みりにゃ

茶髪ロングのお色気お姉さん（と思いきや年下。愛い）イコラブのご新規ホイホイその２。こじはる的なお姉さんキャラかと思いきや、取材やラジオで喋れなくて泣いちゃう赤ちゃんみたいな一面も。でも写真ではあざとく決めてくる。無理しないで自分らしいところで活躍してほしい。

•衣織

イコラブ唯一の黒髪ショート。歌とダンスができるオールラウンダー。涼しげな顔でサバサバ系に見えて、中身は乙女。彼女にしたいメンバー第１位。風に吹かれて前髪がなくなってた写真が愛しい。

•さなつん

茶髪ボブの最年長。色素薄い系の華やかな顔立ち。手遅れではさなつんの歌声がクオリティを底上げしてるのがわかる。MV最後の方での悪女な顔が最高だったので、女優さんとか向いてるかもしれない。最年長が年下のリーダーを尊重できるグループは良いグループ。

•しょこ

アイドルには珍しい一重の涼しげ顔メンバー。瀧脇笙古って名前が最高。素朴で芋っぽく、ドキュメンタリーでは先生に怒られる筆頭だったからポンコツかと思いきや、運動神経は良いらしい。多分アンジュあいあいタイプの変人。巻きハーフツインがめちゃ似合っていた。これからどんどん個性が出ていけば面白いことになりそう。

•はなちゃん

自分のフィールドはビジュアルじゃないとわかってるタイプ。何気に指原さんの原型に一番近いのでは。ブログ担当はグループ内の立ち位置としてデカい。イコラブの広報メンバーとして大きくなってくれ！

•りさちゃん

アイドル志望でずっといろんなオーディションを受けてたらしい。アイドルっぽく垢抜けてるメンバー。りなぷーやゆかにゃみたいな匂いがするので、ファッションが好きならそっちを牽引するのも似合いそう。（大声では言えないけど、垢抜けてるが故にスキャンダルが心配になっちゃうメンバー筆頭株…そんなことない、アイドルとしての美学を持ってると信じてる）

•のんの

テニサーにいそうな、今っぽい親しみやすい美人。カースト上位っぽいビジュアル。なのに自信がなくて卑屈気味。よしよししたい。早く自分なりのキャラを確立して、自信を持てるようになってほしい。

【指原Pについて】

•指原さん自身showroomやってるのデカイ。そこでイコラブの歌詞だったり曲だったりメンバーについてP目線から語られるみたいな、オタクそういうやつ好きじゃん…（好き）ハロプロ流の一番いいところにソロパートがある構成が好きらしい。

•さなつんと衣織が歌上手いとのこと。確かに手遅れでも、どっちかは必ず歌ってる気がする。今回めちゃめちゃ美味しいソロを衣織が歌ってるが、歌の方向性で言うと衣織はソロで歌い上げるのに向いてるタイプ、さなつんは他の人との声の相性が良い縁の下の力持ちタイプなのだろうか。

•グループ名と同じデビューシングル、2ndまではブリブリのアイドルソング、3rdでガラッと変えてかっこよさと色気出してくる、みたいな王道路線を進ませてくれて本当にありがとうございます…

【瞳センター顔について】

•瞳がセンター顔っていうの、MV１回目は全然わからなかったけど、見れば見るほどそうだね…と思う。乃木坂系の正統派ではなく、ハロプロやAKBの血を引くクセのあるセンター顔。舞香がセンターだったらビジュアル的につまらないもんな。あと瞳はセンターに必要な愛される器がある。気がする。

【杏奈リーダーについて】

•2ndシングルのイベントでリーダーに任命されるまでも、杏奈と瞳が仕切ったりイコラブのことについて話し合ったりしていたらしい。センターとリーダーがちゃんと考えてるグループは良いグループに決まってる。あとフリ解説動画がキレッキレだなと思ったら、あの鞘師とルル段原を輩出したアクターズスクール広島出身らしい。信じられリーダー。

【衣織推され枠について】

•友達に手遅れMVを初めて見せた時、ショートの子はてちみたいな推され枠なん？と聞かれた。確かに今回のMVはそれっぽいけど、推され枠というよりは歌割りが多い&ダンスが上手いゆえの映りの多さなのだと思う。そもそもセンターは瞳って決まってるしね。もともと衣織は声優志望だし、その方向でマネージメントしてほしい。

【#イコラブの写真について】

•AKBのどこかのチームを踏襲して、#イコラブをつければカメコが撮った写真をTwitterにあげていいシステムになっているらしい。コレめちゃくちゃいい。運営もタダで画質のいいベストショットが手に入るし、オタクも可愛いメンバーが見られる。さすがAKB出身指原P。何より布教するときTwitterで検索すればすぐ推しの可愛い写真が出てくるから友達に勧めやすい。良さしかない。保守的なアイドル運営は見習ってほしい。

違国日記のこと

ヤマシタトモコ（2017）, 『違国日記１』, 祥伝社.

ヤマシタトモコ（2018）, 『違国日記２』, 祥伝社.

何気なくタイトルを埋めた後、本文を書き出して初めて「異国日記」ではなく「違国日記」であることに気づいた。

ちょっと検索すると、「異なる」はdifferentを意味するが「違う」はdifferentの他にwrongの意味を含むらしい。この語義の差が作品に関係するかどうかは今のところ分からないが、この漫画は単純に面白いと思った。

一番意外だったのは、槙生のキャラクターである。

漫画の帯や広告には

『不器用女王と子犬のような姪が おくる年の差同居譚。』

とあるので、読むまでは槙生はもっと人間味のない怖いキャラクターだと思っていたが、実際は不器用な人見知りで人間っぽさの溢れる人だった。

Amazonレビューで、朝のキャラクターが15歳の設定にしては幼すぎると書かれていたが、私は15歳なんてこんなものだよなと感じた。実家で出されていた食事がちゃんとしていたことに無自覚なこと、美味しかったのは覚えているが何を食べていたかは思い出せないこと、餃子の具の材料がわからないこと、私も全部覚えがある。朝のような家庭（おそらく私立の中高一貫校に通えるほどの経済力がある）の子どもなら、普通だと思う。ひどくリアルだなとさえ思った。

また、違うレビューで「百合漫画から飛んできた」「百合漫画としても読める」的な記述があったが、誰と誰がカップリングされるのか、私にはわからない。槙生と朝？ 槙生とダイゴ？ いわゆる百合漫画をほとんど読んでこなかったから嗅覚が鈍いのだろうか。

ちなみに、はじめにこの漫画を最寄駅近くの小さな本屋で探したとき、２巻が出たてのタイミングだったからか２巻は平積みされていたが、１巻は置いていなかった。２巻を手にとり店員さんに「コレの１巻はないか」と尋ねたとき「ああ、違国日記はなあ〜、入れたは入れたんだけど…」みたいな、心理的に作品にすごく近い口ぶりだったのが印象的だった。結局その日は買わなかったが、１週間後くらいにまた行ったら１巻が一冊だけ入荷されていたのでまとめて買った。その日は前回の店員さんはいなかったけど、入れてくださった１巻、間違いなく買いましたからね、という気持ちは置いてきた。から、伝わっていてほしい。

ブログなんて、小学生の時の意味のわからないお遊び以来でどうにも書き方が掴めない。味気のない文章だと自分でも思う。